【Vol. 01】北斎発信、墨に夢って?

記念すべき第1回目の輪旅わたびは“隅田川 森羅万象 墨に夢”キックオフイベントディレクターの清宮きよみや陵一りょういちさんにお話を伺いました。
さて、ふとめ・ぎょろめのお二人はどんなお話を聞けたのでしょうか。

“すみゆめ”は、すみだ北斎美術館お祝いイベント期間のタイトルです。

ふとめ&ぎょろめ:葛飾ふとめ・ぎょろめの輪になって北斎!

ぎょろめ:さあ、始まりました。“葛飾ふとめ・ぎょろめの輪になって北斎”。輪旅第1回目の記念すべきゲストはすみゆめキックオフイベントディレクターの清宮陵一さんにお越しいただいております!それでは清宮さん、よろしくお願いいたしま~す!

(拍手)

清宮さん:よろしくお願いします。

ふとめ・ぎ:よろしくお願いします。

ぎょろめ:清宮さんは“隅田川 森羅万象 墨に夢”、略して“すみゆめ”のディレクターということですれども・・・

清宮さん:(笑顔)

ふとめ:違うんですか!?

清宮さん:結構ややこしくてですね、すみゆめ全部ではないんですよ。

ぎょろめ:そうなんですか!?すみゆめって、そもそもどんなものですか?

清宮さん:まず名前なんですが、すみゆめって5・7・5になってるんですよ。

ぎょろめ:隅田川~森羅万象~墨に夢~♪ってことですね

清宮さん:そうですね。

ふとめ:なるほど!

 

清宮さん:これはプロジェクト全体のタイトルなんですよ。すみだ北斎美術館のオープンを記念した2か月間のイベントがあって、色んなところで色んな活動をしている人たちが美術館開館をお祝いしようという枠組みのタイトルなんです。

ぎょろめ:なるほど!それはすみゆめ実行委員会とは違うんですか?

清宮さん:すみゆめ実行委員会というのは、この枠組みを運営する人たちというよりは上の方から見守る人たちのことですね。

ぎょろめ:あ~、やっとるやっとる。って見守る人たちですね。

清宮さん:そうですね。僕はやっとるやっとるって見守る立場ではないですけど。これから始まる“すみゆめ”キックオフイベントのディレクターという立ち位置ですね。

 

「墨」が彩りを持って拡がっていくようなイメージを表現できたら

ぎょろめ:キックオフイベントのディレクターということですが、一方で“すみゆめ”というタイトルの名づけ親とも風の噂でお聞きしました。名付け親ですか?

清宮さん:そうですね、何だかまどろっこしい名前をつけてしまったなと。

一同:(笑)

清宮さん:まさか採用されるとは思いませんでした。

ぎょろめ:深い理由がおありかと思いますが、いかがですか?

清宮さん:最初に既に森羅万象という名前が決まっていて、その後に何かつけたいなと思いました。北斎花鳥画集に:○○に○○というようなシリーズがあって、生き物にまつわるシリーズなんですけれども、対比のようなものが言葉の中にあると良いかなと思って言葉を探しました。すみゆめの:すみって墨田区の:すみでもあるんですが、墨田区に限定せず外にも広まるようなイメージでという区からの要望があって、:すみだという音の響きは残しつつも言い切らない:寸止め感がいいかなと。また、:すみと聞いたときに様々なものをイメージできるというのも面白いかなと思いました。

ぎょろめ:私は“すみゆめ”と始めに聞いたとき、浮世絵の墨に色々な夢を託す・・・みたいな意味なのかと思いました。

ふとめ:私は水墨画からイメージしたのかなと思いましたね。

清宮さん:色んな意味があっていいと思っていて、墨田区の:墨でもあるんですが、描く時につけた:墨が彩りを持って拡がっていくようなイメージを表現できたらいいなと思ったんです。

 

ぎょろめ:タイトルを口ずさんで初めて気づいたんですけど、口に出してみると5・7・5の日本にあるリズムで楽しくなってきますね。

清宮さん:そうですね。何とかアートプロジェクトみたいなものではなく、言葉がたくさん詰め込まれている分、様々なものが複雑に絡み合って成り立っているという意味で面白いと思うんです。でも、呼ぶには長いので:すみゆめでいいかなと。

ぎょろめ:めちゃめちゃ削ってますね!

ふとめ:5・7・5が4文字!

一同:(笑)

ぎょろめ:じゃあ、“すみゆめ”は色んなイベントの総括した名前ということですね?

清宮さん:そうですね。

ぎょろめ:イベント自体にはどのような団体が参加されているんですか?

清宮さん:基本的には普段区内で活動されている方、あとは区を越えて活動されている方など幅広い団体が参加していて、38組の団体が参加する予定です。

ぎょろめ:その選ばれし38組はどうやって決まったんですか?

清:公募で受け付けて、それがセレクトされました。決まったのは38組ですけど、もっと多くの団体から応募があったと聞いています。

ぎょろめ:なるほど!面白いイベントがセレクトショップみたいに並んで楽しめる期間!っていう感じですね。

ふとめ:セレクトショップ…分かりやすいね!

ぎょろめ:久しぶりに喋ったな!(笑)

ふとめ:私は江戸料理とか食に関するイベントが気になるなぁ…

清宮さん:そうなんですよ、演劇や音楽、パフォーマンスのイベントだけではなくて食がテーマのイベントもあります。

ぎょろめ:開館までに38ものイベントが楽しめるんですね!週末に集中しているので、結構行きやすいですねー。

清宮さん:そうですね、大体週末にイベントを行って毎週楽しめるようになっています。

ぎょろめ:この中から興味のある好きなものを見に行けたり、知らなかったものを知る機会にもなりますよね。

清宮さん:そうですね。

 

開館をお祝いするというのが第一の目的。まずは「すみゆめ踊行列」で。

ぎょろめ:このイベント期間は9月22日~美術館開館の11月22日までとなっていますけど、それ以降はどうなって行く予定ですか?

清宮さん:それ以降は…まずは美術館がイイ状態になって、お客さんがたくさん来館していただけるようになれば、今後も継続できるかもしれませんね。まずは開館をお祝いするというのが第一の目的です。

ぎょろめ:清宮さんがディレクターをされているのが、誕生日の前日9月22日のすみゆめキックオフイベントですよね。

ふとめ:誰の誕生日!?

ぎょろめ:北斎の誕生日!(笑)“北斎”の誕生日の前日に行われるキックオフイベントなんですが、これはどういったものですか?

清宮さん:キックオフイベントは:すみゆめ踊行列と言います。名前は北斎の絵の:踊行列図という絵からとりました。これいいですよ。これ、すごくいいですよ!

ぎょろめ:踊るんですか?

清宮さん:踊りませんか?

ぎょろめ:踊りましょうか?

一同:(笑)

ぎょろめ:踊る!っていう内容なんですか?

清宮さん:実際に踊るというよりはお客さんが来て参加することが:踊るっていうイメージですね。この日は38組の団体全てが揃うわけではないんですが、せっかくだからすみゆめ期間の前日に集まってこれから始まる企画全体のPRをしようという趣旨ですね。

 

ふとめ:前夜祭みたいなものですか?

清宮さん:そうですね!前夜祭みたいなものだと思っていただければ。

ぎょろめ:なるほどなるほど!イベント期間中のそれぞれの企画が一度にギュッとつまって、一度に見られる日になると。

清宮さん:そうです。みなさんそれぞれの演目を各地でやるわけですが、みんなが集まることって中々ないじゃないですか。なので、一回集まれたらいいんじゃないかなと思って:すみゆめ踊行列を提案しました。集まる場所っていっても、広い場所が必要じゃないですか。そう考えたときに:あっ、隅田川が集まれるかもって思いついたんです。両国の船着場と吾妻橋船着場の2カ所を拠点にして、その間水辺で行われるそれぞれの演目を堪能できるようになっています。

ぎょろめ:めちゃめちゃお得な日じゃないですか!その日だけでよくないですか?

ふとめ:今回はお試しだから!メインも行こうよ!(笑)

 

ぎょろめ:ちょこちょこ色んな演目を見て、気になったらメイン期間のイベントを見に行くきっかけができますね。試食会みたいな感じ。楽しそう!

清宮さん:そうですね、巨大試食イベントですね。ここへ行くと、船にも乗れます。船にのってその2つの拠点を行き来できるようになっています。

ぎょろめ:でも・・・お高いんでしょう?

清宮さん:それが何と・・・200円で。

ふとめ:なんだって!?

ぎょろめ:ホントですか!?200円で…いいんですか?

清宮さん:200円でお乗りいただけます。

ぎょろめ:清宮さんが自腹きってるのかな?

ふとめ:どうかな(笑)

清宮さん:(乗船時間が)そんなに長い時間ではないんですけど、意外と船に乗ったことがない方もいるかなと思いますので。

ぎょろめ:そうですよね、橋の上から船を見たことがある、くらいの人が多いかもしれませんね。

清宮さん:そうですね。1便におよそ100人以上乗船できて12便出るので、乗ろうと思えば合計で1000人以上の方が乗船できますね。

ぎょろめ:すごい!もうフェスですね!清宮さんが赤字覚悟で臨むこのキックオフイベント、それから:すみゆめの各企画、清宮さんのためにも行ってください!

ふとめ:私たちも22日は行こうと思います!

 

北斎からのたくさんの影響

ぎょろめ:そんなわけで宴もたけなわでございますが、最後の質問です。清宮さん!葛飾北斎の魅力はズバリ…何!?

清宮さん:一言で言うとですよね?これ結構長くなっちゃうんですけどいいですか?

ふとめ:どうぞ!

ぎょろめ:長めに言っても編集が困るだけなので大丈夫ですよ!

清宮さん:僕、NPOを運営していて。トッピングイーストと言うんですけど。子供たち向けの音楽練習発表会みたいなことやっているんです。それがほくさい音楽博っていうタイトルでもう5年くらいやっているんですね。なんで北斎かというと、北斎は世界中に影響を与えている人物で、作曲家のドビュッシーにも実は影響を与えているんです。ドビュッシーが作った曲の楽譜の表紙に北斎の絵が使われていて、その楽曲がクラシックの転換点になるような凄い曲で。100年以上も前に日本人が世界の音楽に影響を与えてるってやっぱり凄いなと。それで、北斎の名前をお借りして地元の子供たちが普段触れない音楽に触れて色んな刺激を受けてもらえたらと思ったんですね。もっと自由に日々楽しんで過ごしていけたらと思って。

ふとめ:まとめると?北斎にいい影響を受けたい!っていう感じ?

ぎょろめ:雑っ!

清宮さん:なんかこう、自由な感じでいいかなって。いい意味でたくさん影響を受けられるのが北斎の魅力かなと思います。

ぎょろめ:そうですよね。私、墨田区の子供たちがいいなと思うのは、北斎もそうですが職人の一流のモノに触れられるじゃないですか。そういう方って人間としてもすごく変わっていたりして面白くって。それが小さいころから味わえるって魅力ですよね。

清宮さん:そういう人たちと関わりながらぜひ成長していってほしいですね。

ぎょろめ:はい、というわけで本日は清宮陵一さんにお越しいただきました。清宮さん、ありがとうございました。

ふとめ:ありがとうございました!

清宮さん:ありがとうございました。

ふとめ:次回の更新もお楽しみに~!

 

つながる

墨田区

 

上記3枚の画像は葛飾ふとめ・ぎょろめさん考案の「人つながる墨田区」ポーズ。
みなさんぜひ覚えてくださいね!
インタビューにお答えいただいた清宮さんありがとうございました。
次回の更新は10月下旬を予定!ゲストは「すみだ北斎美術館」のあの方!
ご期待ください!

インタビュー関連動画は下記をチェック!

北斎編はこちら すみだ人編はこちら